2009年1月31日土曜日

不動産業というもの

[asahi.com(朝日新聞社):鳥取・岩美「かんぽの宿」 1万円で入手し6千倍で転売 - 社会]
[asahi.com(朝日新聞社):内定取り消し87社331人判明、最多は不動産業84人 - 就活関連ニュース - 就活朝日 - 就職・転職]

[やっぱり「砂上の楼閣」だった ドバイ不動産開発バブルの崩壊|inside|ダイヤモンド・オンライン]
この記事は不動産というより開発の話ですが…やっぱり、がっぽり上乗せして右から左が凄いんでしょ。

あと、いうまでもなくサブプライムローン問題も。

この間(年明け前)、テレビで、年収300万の人に数千万のマンション買わせる日本の不動産業者の仕事現場に密着してたなあ。とにかく売っちゃわないと、ってがくんと値下げしていく業者のやり手営業と、その仲介で部屋を買って、満足しているという客と。実名だったから、(たぶんその客より高額で買ったと思われる)隣の部屋の人とか、いい気はしなかっただろうな、と思った。

扱う商品が高額であるゆえ、様々な人間の業が見える業界であることだなあ。

2009年1月18日日曜日

勝利という言葉

[【さらば革命的世代】第3部(4)安田講堂から40年 あの闘いは“勝利”だった (1/4ページ)]
 「全共闘運動は敗北だったといわれるが、勝利だったという言い方もあると思う。日本の新左翼は権力こそ奪えなかったが、今の世の中をみると、掲げた目標はかなえられているとも思えるのです。逆説的な言い方ですが…」。
中略
 「今は保守的な政治家ですらセクハラに嫌悪感を示し、エコが大切だと説く時代になったでしょう。かつてはそんなことは考えられなかった。性差別も環境問題も、もともとは全共闘をきっかけに提起された問題だ。保守ですら新左翼の目標を無視できなくなったこと考えると、あの運動は時代の転換点をもたらしたという意味がある」

右翼が『大陸や半島や台湾のだから植民地化は成功だったという言い方もある、日本がインフラ整備したおかげで、戦後の発展がスムーズに進んだんだから。』なんて言うのと同じことなんですが。

2009年1月13日火曜日

量産データ収集用試作型双腕重機(ヒタチ・コンストラクション・マシーナリ製)

[東京消防庁の出初式に双腕消防車両が登場]
足がつくのは時間の問題…だとしても、2本足まではまだまだ、か。

この機械も記事も関係ないけどさ、レバーとかペダルで人が操縦する機械のことを『ロボット』って言うのは、いい加減、止めたほうがいいと思うんだ。

2009年1月11日日曜日

テレビ情報のウソを見…破るというレベルですらない

[痛いニュース(ノ∀`):テレビ朝日「情報整理バラエティー・ウソバスター! 」で仕込みブログ発覚…ネットで祭りに]
そもそも、仮に、あるブログに書かれた嘘が世間に広まってしまうようなことがあったとして、それはそれを書いた人が嘘をついたというだけの事で…とか指摘するのも可哀想になる。

確か、あるある捏造の時は関西テレビが民放連から一時的に除名(?)さたりしたような。
今回のは…実社会への影響が少ないから、お咎めも謝罪も特に無し⇒そんな収束に不満の一部ユーザが暴走⇒テレビ朝日と制作会社が脅迫される⇒『ネットの歪んだ正義感』とかってテーマで報道される、とかな。そこまで読んでいたら立派。軽蔑はする。

2009年1月9日金曜日

乗るしかない このビッグ(かどうか分からない)ウェーブに

[スタパブログ: UbuntuなInspiron mini 9]
このエントリで、いつも万民に景気浮揚を啓蒙するはずが妙に弱気になっているスタパさんがいて、そのうち何かよくないことが起こると恐れていましたが。
確かに同じDELLのInspiron miniでも、12のほうは自分も(買っちゃおうかどうか)考えた。けれども。

[CES 2009: ソニー VAIO type P ファーストインプレッション、ギャラリー+ビデオ - Engadget Japanese]
ええもう。
だからSonyStyleなんてキライなんだ。

本当にポケットに入れたら壊れるとかポケットが破れるとかって、主にアドバタイズ方面を理由に笑いものにされている方々も居るようですが、結局のところ、我々のような種類の人間がMacBook Airの内部構造を見て嘲っても結局買う人は買うのと同じ事。
ただ、少なくとも先行予約エントリでは、お得なバッテリ(L)とケースのセットがブラックのみの設定だったりと、品揃えに疑問が。ソニスタ限定色が黒だからなんだろうけど、折角バッテリにまで色違い用意して、既にアーリーアダプタが男だらけって時代でもないだろうに…
ま、そういうところが初物買いの醍醐味って事で…(書いていて意味が分からない)

最初の話に立ち返るけれど…スタパ斉藤氏が心配していたのは、そこそこの製品が『安すぎる』という事であって、…そうか、『こんな安いもんは詰まらん、俺様の前にはもっと高いモンを持って来やがれ!俺のカードが火を噴くぜっ!!』と。そういうことだったんですねきっと。いずれにせよ、より高価なCore2とか売れなくなって憂鬱とはいえ、実を取るのは常にIntelであって、永遠の理想郷、ユナイテッドステイツの景気浮揚でありオバマ政権は磐石なのである。たぶん。

公園は誰のもの

なんか世間じゃ『派遣村』の話が騒がしいようですが。
最近の『公園』って、失業者たちに限らず、さかりのついたカップル達や喫煙者と大型灰皿や、馬鹿親に捨てられた中学生(後に印税収入でウハウハ)だらけになっちまってるようだ。

そもそも、砂場やブランコで子供たちが遊ぶ場所じゃなかったんでしょうか?

2009年1月4日日曜日

GoogleがUIの会社かどうかなんてどうでもいいから

[観察と記述(2008-12-24)]
こういう分析をされる方の造る製品を、是非とも触ってみたいです。

人の最大の敵は人

[404 Blog Not Found:「人類最大の敵」 - 書評 - 人類は「宗教」に勝てるか]
このエントリのコメント欄を読んでみたりすると、つくづくそう思う。
お前らとりあえず件の本は読了しているのかと子一…
もちろん、そのエントリにあるリンク経由だとdanさんに不労所得を発生させ、今年の確定申告で莫大な税金を払わせることに繋がってしまい、大変心苦しいので、書名をコピーしてそれをAmazonのトップページの検索ボックスにペーストして購買されることをお勧めしますが。

宗教なんてきっと、血液で寿命を調べるビジネスが成立していたりする韓国の医学界で、近いうちに解明されるでしょ。たぶん世界中の全宗教は韓国起源に違いないし。
つくづく人間って業が深いよね。と、地元のコンビニでレジ前に55円引きで売られていた『Rilakkuma パンスナック はちみつ味 53g 105yen』を頬張りつつ思う。せめて全部食べてあげないと。

批判され、頼られるが、決して褒められることはない行政

[痛いニュース(ノ∀`):「年越し派遣村」物資が足りなくなってきた為、行政支援要請へ「想定の2倍近い人が集まり、支援は限界に」…東京・日比谷公園]
これにブクマしていた人のコメントで『ホントは行政がやるべきことなんだと思うけど…。 』と書かれていたのに引っかかる。

何事も行政が先手を打つのが理想ではあるけれど、常に先手を打てるはずがない。フットワークは絶対、行政よりは民間、あるいは個人のほうが軽い。だから、どうしても行政が後手に回るのは当たり前であって、それを批判するのはもうそろそろいい加減にやめるべき。またそういう『俺のほうが先が見えてる、行政は駄目』的な批判の仕方は、最初から批判のための批判ならいいけれど、行政側だって個人の集まりだということを考えるべき。

また、今回のこの問題で、最終的に援助に動いたのが厚生労働省らしい、というのも引っかかる。東京だから特に、厚生労働省も動けるんだろうけど、東京以外で同様なものが主催され、同じような要望が続いていったら、対応可能なんだろうか。集まりの性格上、確実に東京で失業した人だけが集まるわけでもないだろうけど…。

こうやって、何か社会問題が起こると、常に国民、いや『市民』は大抵『国』を頼り、大抵、それが批判に繋がる。批判の矛先は内閣に限らず、政権与党の政治家にも波及する。
一口に行政といっても、内閣、国、地方(県、市、町)、色々なレベルがある。彼らの間でも、常に批判や綱引きや泣き落としが繰り広げられるが、たいていの場合それは地方側から中央側への権利委譲の要請であり、逆は滅多にない。地方は困ったことがあるとすぐ国のせいにする。今回の問題こそ、第一義的は、正に地方行政で何とかすべき問題じゃないだろうか。
ちなみに、そういう地方には中央では野党になっている政党が優勢な所もあるわけで、政権交代なんてしなくても、既に、確実に、彼らには彼らの責任がある事は忘れるべきではない。

主催した団体が、最初から直接国に訴えたのかもしれないが、なぜそうしようと思ったのか、なぜこうなったのか、というところについて、報道でもっと掘り下げられていいと思った。

お酒2009

年末年始だと、久々にドンキホーテとかスーパーマーケットとかに行くことが続く。ドンキの酒売り場でごく普通にカフェドパリが売られていたり、スーパーに三角錐、というか三角柱+三角錐ボトルのサングリアが売られていたり、どうもお酒の会社は色々と、凄く頑張っているらしいと感じた(そのスーパーは、他と比べると酒類の扱いが結構多いのですが…パン類の扱いの酷さったら!)。
[製品ラインナップ ルジェ カシス サントリー]
そのドンキでカシスのおっきい瓶を買っちゃってから、こんなにラインアップがあったことを知った。用途的にも自分の飲み方的にも、ちっちゃいので全種類、とかのほうが…

年が明け、どうもトヨタの代わりにダイハツが目立ちまくるテレビCM。はいはい子会社子会社…それはともかく、ビール屋のCMも減った機がする。けれど、やはり、相変わらずそこそこ有名な俳優たちが日本各地のおいしそうな料理を、わざわざビールと合わせて楽しそうに飲み食いするようなCMばかり。テレビでは見ないものの、カクテル類で宣伝に力が入っているらしいのは、果汁的なものと焼酎的なものとを合わせたような意味不明的なものを、さらに無駄に高価そうな銀座のフルーツ屋の銘入りになってるようなの。
[ティフィン - Liqueur&Cocktail - サントリー]
こういうのをメインで扱っていったらいいのに、とか思った。スイーツと並ぶ嗜好品である酒で、『国産』『自給率』なんてファクターはどうでもいいと思う。
医学的に『酒に弱い』人が多いらしい日本で、伝統的に、強い酒や、それをそのまま飲む文化しか発達しなかったのが不思議(梅酒とか『かりん酒』のように薬的に扱われたり、調味料として分化発展していった『みりん』とか、それはそれで、様々ではありますが)。その後文明開化を経て、よりアルコール度の低いビールなんかに、すっかり侵食されてしまった。
現在に至っても、流通の発展のお陰もあって、酒やフルーツに限らず、魚だって生のままが一番、という原理主義。畑からもぎ取った野菜をかじって『あ、甘~い!』フランス帰りのパティシエのケーキ食って『甘くなくて美味しい!』

[「酒飲み」減った?最近の若者 : とれたて!ミックスニュース : ニュース : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)] 
こういう問題の分析として、無駄に社会問題、社会学的・社会心理学的に、若者のコミュニケーションスキル的な所にばかり目が行っている。けれど、そもそも『ビールという飲料そのものの味が不味い』という事が何よりも問題だ、ということに、いつになったら気づくんだろう。ありがちなビールとの最初の出会いとして、『新人歓迎とかで無理やり飲まされ、最初は不味かったが、飲み続けるうちに慣れていって、気付いてみると旨いと思うようになっていた』って、要するにアルコールの常習性、中毒の一歩手前の状態じゃないんですか。