2008年10月29日水曜日

Google Earthとモーションセンサー

[地球を持ち歩ける--Google EarthにiPhoneアプリ版:ニュース - CNET Japan]
最初、小さく地球が出てきたのに、すぐに一面の星空に。画面上を擦っても、虚しく星空がスクロールするだけ。現在地を検索しても、地球は一瞬で消え去る。


何が起きているか分からず、バグか?と思ったら…


モーションセンサー対応なのね。寝そべってたから、"上空"が星空として見えていた、と。
モーションセンサーと連動させるというアイデアっていうか、ギミックはすごくいいと思う。思うけど…惜しい。

センサーに対する反応が鋭すぎ。いくら小物にしては優秀なグラフィック・アクセラレータを搭載していても、手に持ってるだけでぶれまくる大地の描画に追い付けてない。

これってGoogle Earthに限らないけど、モーションセンサーを一時的に切ることって出来ないものか。寝ながらSafariでRSSとかブラウズしてたりすると、体の向きを変える時とかに、突然、横画面に切り替わっちゃったりする。すごくアンチAppleっぽくないことを書くけれど、iPod Touch/iPhoneってすごく惜しい。SafariでのWebブラウズって、確かにすごく快適。以前に起動していたウインドウも覚えてるし(ここら辺はPC版Safariより優れてる)。指で弾く感じでも追従するスクロールスピードと慣性も、『くぱぁ』ってやる拡大縮小も、たぶん、小型デバイスで普通の(PC用の)Webサイトを閲覧する体験として、現状ベストだと感じる。でも、ここまで来てしまうと、画面の狭さが如何ともしがたい。あの、一昔前の、640*480とか800*600ピクセルとかのディスプレイで、すべてのドキュメントをWordやExcel上で確認しなきゃいけなくて、しかもプリンタもない状態、みたいな感じ。こう、何をするにも解像度が足りず、折角システムはマルチタスクなのに、同時に複数ウインドウを出したら画面ほとんどがツールバー、みたいな感じ。
…だからiPhone専用ページを用意する必要もあるし、ちょっと凝ったことするなら専用アプリを作る必要があるってことなんだろうけど。
あれ(iPhone)をどうしていくかはAppleの自由だけれど、最終的には、フル版のMacOSXベースシステム(=Mac)そのものが敵、ということになる気がする。少なくともWindowsにとってのWindowsMobileとは訳が違う。

うわ、iPhone向けに有償ソフトを開発してる人のキモいヨイショブログみたくなってしまった(全然なってないですね、はい)。

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