2007年10月28日日曜日

無粋でも、つっこまずにはいられない

[- パソコンの驚くべき歴史 -]

パソコンを設計開発できるメーカーというのは、いや、設計したメーカーというのは、 おおまかには、世界にただの2社しかありません。
米国IBM社と、同じく、米国モトローラ社です。
PS/2は現在もサーバー用途に使われてるものと思われますが、IBM社がパソコン部門を売却したため、PS/2の販売も中止されている可能性大です。

読んでてクラクラ来た。

ただIntelMacが、PCとしての(基本)設計が新しい(から音がいい)、という内容のことを言いたいだけのことで、なんでこんなになっちゃうんだろう。これっぽっちも同意できないけど。
こんなのが載せられてるのを読んで『ああ、ここでケーブル買おう』と思える人は本当に幸せな、私のおじいさんがくれたキャンディ、それは(途中略)、今では私がおじいさん、な人なんだなあと思った。
世間でWikipediaが編集合戦とか、大手企業や組織からの書き込みで偏っている、とか言われているけれど、それでも、なるべく客観的な事実に基づいて(いるかのように)書こうとか、多くの人が理解できる言葉で書こうとか、そういう最低限の配慮はあるよなあ、とか思った。

ただ、まともな人でも、自分が携わってきた分野のことしか知らないというケースはごく普通にある。
現役を退いた、日本でとあるプログラミング言語を引っ張ってきたという教授が『コンピュータの歴史』というような講演をされたのを聞いたことがあるけれど、最近のコンシューマレベルのPCの話とかになると、明らかに間違ってたり。
専門分野なんて限りなく細分化されていくものだし、講演なんて時間も限られるものだし、…歴史なんて所詮、勝者が書き残すものですよ。

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