2008年8月11日月曜日

DRMを始めた者達の責任感

[アップルがDRMキー発行を停止するとき--ユーザーの楽曲に起こること]
それでも、状況は変化するものだ。5年、10年後のAppleに何が起こるか、誰にも予測できない。まだまだ先のことだが、iTunesユーザーのミュージックライブラリに対するDRMの脅威が現実なのは、紛れもない事実だ。

 もし、Appleが何らかの理由で新しいDRMキーの発行を停止した場合、ユーザーの音楽は移動できなくなる。iTunesのサービス規約を確認してほしい。このような場合、利用者はAppleに責任を負わすことはできないと書かれている。「Appleが任意に行うことが可能な本サービスの一部変更または本サービスの停止を行った場合、お客様は、ご自身が当該変更または停止前のようには本商品をご利用いただくことができなくなる場合があること、(中略)Appleはお客様に対していかなる責任も負わないことを了解されたものとする」

酷い話だ。
彼らの言い分では、『うちで買った奴が悪い』ということになる。
一番得をするのは著作権なんて踏み倒してきた人たち、ということになるではないか。
こういういい加減な仕事をしている人たちは、みんな死んでしまえばいいんですよ。


[不要と言われれば退く覚悟はできている ]

現状の枠組みでは、彼らを『吹き飛ばす』可能性があるのはユーザではなく、権利者か、もしくはメーカーだろう。そんなの知ったこっちゃない。
恐らく彼らの会社が潰れても、技術的にB-CASのコピーコントロールの仕組みがすぐ使用不能になるとは考えにくい。が、カードの故障・破損への対応や、彼らに乗っかって商売している有料放送会社はどうなるのだろうか。だから潰されるわけがない。
こういう自分を弱者、被害者とする姿勢は、見ていて本当に気分が悪い。

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