2008年7月13日日曜日

土曜、バス、桃とワイン

昨日は会社の親睦会。
日本の真ん中、の近くへ行く。現在の旬はもも。

出発時点から、現地のコンディションは過酷を極めることが予測されていたものの、…それはもう想像を超えた、灼熱のバーベキュー。何列もの昭和的な長いテーブル、長い椅子の中ほどに押し込められ脱出不能な中、そして目の前の鉄板下のコンロに自分で火をつけろと『チャッカマン(R)』がまわってくる。

早くこの場を終わらせるには、目の前の生の食材を焼いてしまうしかない。と、『食べる』という行動がオッ国なりつつ、どこかの校長先生だったら、今日が運動会だったら「まさに、今日は[ここに学校名を入れる]晴れで…」とか仰るのだろうなとか、そういえば今日って誰かの…俺はまだ何も…とか走馬灯のように駆け巡る。
そのお店で飼っているらしい犬くんもへばりまくっていた。いじる人も少なかったが、近寄ってもほぼ無反応だった。

デザートに桃一人一個丸ごと+ナイフ。剥き方が上手な人、下手な人のコントラストが面白い。でも余りまくってて、このあと桃狩りなんて行かなくったっていいじゃんという状況だったり。まあその場で食べる用と持ち帰り用は別ってことで、ちゃんと木に生ってるやつを、桃狩り専用の箱に入れてお土産に。

続いて、その近くのワイナリーへ。この県だけは、小泉政権の特区政策で、農地を株式会社が持ってもいいようになったとか何とかで、いわゆる本当の意味での『ワイナリー』があるのはこの県だけ、だそうな。
なぜ日本では葡萄を棚で育てるか、それは雨期が欧米とは逆(夏、収穫直前にどばっと降る)気候のせいで、地面近くじゃ病気になっちゃうからだとか、で、ちょうどいい時期の雨のおかげで粒が育っちゃって、ワイン造りよりも生食向きの葡萄になっちゃうそうな。いわゆる社会科見学状態。
で、試飲。一応、そこにある全種類行ってみたものの、やっぱり辛口は無理。甘口の、しかも桃の…とかがやっぱり自分には合っていた。

帰りの車中。
行きもそうだったけど、その程度の歌唱力でよく人前で…とか思ってしまうともう止まらない。自分の中のカラオケ熱も、最近、めっきりすっかり冷めきってしまった。
んで、16号の渋滞の中で、そもそも何で、あの県に行くのにほとんど東名に乗っていたのか目的地から八王子あたりまでは中央のままでよかったんじゃないか、とか思いつつ、一日が終わった。

総じて、(最近の平日と比べると)すげえ健全な一日だったなあ、と。

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